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2月12日(水)に開催されたワコム パートナーフォーラム2013に参加してきました。

このセミナーは、毎年、ワコムのパートナー様向けに行っております。
今回は、当ブログでも紹介しているペンに関する技術について、ワコムの取り組みや技術情報の紹介、活用事例の提案などがありました。

ワコムからは、多様化しているペンのニーズに関しての報告がありました。
特に、ペンに関する問い合わせについては昨年から増えており、自署サインのペーパーレス化や電子帳票へのペン入力などのニーズが多くあるとのことです。
講演のなかでは、ペンIDの利用方法やペンIDを利用した認証システムのデモ、建設現場や教育分野で想定される活用事例の紹介がありました。今後、ペンを活用した新しいソリューションの広がりが期待できる内容でした。

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この他に、マイクロソフト様からも、ペンとタッチをサポートしたWindows 8のご紹介がありました。

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Windows 8では、入力デバイスとしてペンとタッチを公式にサポートしており、ペン入力とタッチを個別に認識できることを会場でデモしながらわかりやすく紹介してくれました。

今後、タブレットの利用やペンとタッチの訴求により、新しいビジネス分野への展開が期待できるというお話でした。

セミナーの最後では、当ブログがあるWacom Developer Network(WDN)の紹介と
各プラットフォーム別にペンに関する技術情報について、紹介がありました。

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そのなかで興味深い内容としては、ペンに関する技術で注目されているプラットフォームについての話題です。

図:WDNページビューの分析(ライブラリ参照数)
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上記の図は、WDNのライブラリページのページビューを表しているグラフです。このなかで一番アクセスされているプラットフォームは、Windowsで、その次がAndroidです。
この2つのOSは、ペンの利用が標準技術として実装されているため、特に注目されているとのお話でした。
また、ペンの利用が標準技術ではないiOSについては、認知はまだこれからのようです。

当ブログでも昨年は、Windowsの技術情報を中心に紹介させていただきましたが、今後はAndroidの技術情報についても紹介していく予定です。

今回のパートナーフォーラムでは、ペンを利用した技術や活用事例が数多く紹介されました。ペンを利用した技術は、今後ますます盛り上がっていく分野の1つではないかと期待できる内容でした。

当ブログでも引き続き、ペンに関する技術情報を発信していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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