LINEで送る

以前、WPFWindowsフォームWindowsストアの手書き認識の実装方法を紹介しました。
実はこの手書き認識エンジンは、Windowsの言語パックをインストールすることで、他の言語の手書き認識エンジンを追加することができます。

私の環境で、WPFのサンプルアプリケーションを実行したところ、以下のような手書き認識エンジンがインストールされていました。
今回は、Windows 7に中国語(簡体字)パックを追加してみたいと思います。

スクリーンショット 2014-06-16 9.56.33

1.言語パックのインストール
言語パックの追加は、Windows Updateから行うことができますが、オプションの項目となっています。
オプションの更新プログラムを表示すると、以下のような言語パックの一覧が表示されますので、中国語(簡体字)パックにチェックを入れてインストールします。

スクリーンショット 2014-06-16 10.20.47

2.手書き認識エンジンの確認
インストール完了後、サンプルアプリケーションを再度実行してみましょう。
中国語(簡体字)の手書き認識エンジンが追加されていることが分かります。

スクリーンショット 2014-06-16 10.35.55

このように、Windowsでは言語パックを追加することで、様々な言語の手書き認識エンジンを利用することができます。
注意点としては、Windows 7では一部のエディションでのみ、言語パックの追加が可能となっています。
以下のエディションが、言語パックの追加が行えるエディションです。

・Windows 7 Ultimate
・Windows 7 Enterprise

また、言語パックとは別に言語インターフェイスパック(LIP)というものがありますが、こちらには手書き認識エンジンは含まれていません。

Windows 8、Windows RTにつきましては、全てのエディションで言語パックの追加が可能となっています。

上記のOSをお持ちの方はぜひお試しください。

Top