「WPF」のタグが指定されている記事一覧

前回に引き続き、Wacom feel™ Multi-Touch APIをWPFで利用する方法を紹介します。 前回は、タッチデバイスの情報を取得するところまで行いましたが、実際にタッチイベントを取得する方法を紹介します。 タッチイベントを受信する方法は、以下の二種類が存在します。 ・コールバック ・ウィンドウメッセージ また、OSへのタッチイベント通知を有効・無効にするためのモード設定もあります。 …..

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以前、WPF・Windowsフォーム・Windowsストアの手書き認識の実装方法を紹介しました。 実はこの手書き認識エンジンは、Windowsの言語パックをインストールすることで、他の言語の手書き認識エンジンを追加することができます。 私の環境で、WPFのサンプルアプリケーションを実行したところ、以下のような手書き認識エンジンがインストールされていました。 今回は、Windows 7に中国語(簡体…..

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今回は、ペンの基本的な機能となるボタンの状態取得、消しゴムかどうかのチェックする方法を紹介します。 また、Intuosシリーズのペンには一意なIDが割り振られており、Wintabを利用することでペンのIDを取得することができます。 この一意なIDを取得する方法も紹介します。 1.消しゴムの実装 Intuosシリーズのペンは、ペンの反対側が消しゴムになっています。 消しゴムかどうか判定する方法は、以…..

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今回は、Wintabを利用し、ペンの位置や筆圧を取得する方法を紹介します。 取得した情報を利用し、アプリケーション側では画面上に線を描画するプログラムを組みます。 1.Wintabの関数追加 前回は、WTInfoAという関数をWintabFunctionsに追加しましたが、ペンの位置を取得するために必要な関数を追加します。 2.定数・構造体の追加 コード量が多くなってしまうため、WTOpenA/W…..

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今回から、Wintabの利用方法を紹介します。 Windowsはマウスを想定したインターフェースを持っていますが、Intuosシリーズなどのタブレット独自の筆圧や傾きの情報をアプリケーションに渡す機能を持っていません。 Wintabとは、上記のようなタブレット独自の機能をサポートできるように作られたライブラリです。 WPFでもInkCanvasが筆圧に対応していますが、情報を取得することはできませ…..

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WPFのインク機能③

2013年12月12日

今回は、InkCanvasで書いた文字を認識する方法を紹介します。 文字認識を行う場合、プログラムの実装だけではなく、環境の構築が必要となります。 1. Windows SDKのインストール Windows SDK for Vistaをインストールします。 必要なDLLはWindows 7・8のSDKには入っていませんので、注意してください。 Windows SDK for Vistaはこちらのサ…..

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WPFのインク機能②

2013年11月28日

今回は、InkCanvasに描画した内容をISF(Ink Serialized Format)形式・画像ファイルで保存する方法について紹介します。 ISF (Ink Serialized Format) 形式はマイクロソフトが策定したインク情報を保存するためのデータ形式です。 WPF 以外のマイクロソフト技術でも利用することができます。 InkCanvasはISF形式の保存・読み込みを標準でサポー…..

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WPFのインク機能①

2013年11月21日

今回からWPFのインクについて紹介します。 WPFのインクは簡単に実装でき、基本的な機能も用意されているのでお勧めです。 まずは開発環境ですが、以下のような環境を利用しました。 OS:Windows 7 Professional 64bit IDE:Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop Visual Studio Expressは無料で利用で…..

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次回からWindowsのペン入力について紹介していきます。 Windowsと言っても、以下のように色々なアプリケーションの種類があり、メリット・デメリットが存在します。 1. WPF 追加コンポーネントを入れる必要もなく、簡単にインクの実装ができますが、 文字認識は、個別にライブラリを実装する必要があり、ライブラリを入れる際には一手間かかります。 2. Windowsフォーム Windows SD…..

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