WintabをWPFで利用する方法②
2014年01月30日
今回は、Wintabを利用し、ペンの位置や筆圧を取得する方法を紹介します。 取得した情報を利用し、アプリケーション側では画面上に線を描画するプログラムを組みます。 1.Wintabの関数追加 前回は、WTInfoAという関数をWintabFunctionsに追加しましたが、ペンの位置を取得するために必要な関数を追加します。 2.定数・構造体の追加 コード量が多くなってしまうため、WTOpenA/W…..
WintabをWPFで利用する方法①
2014年01月23日
今回から、Wintabの利用方法を紹介します。 Windowsはマウスを想定したインターフェースを持っていますが、Intuosシリーズなどのタブレット独自の筆圧や傾きの情報をアプリケーションに渡す機能を持っていません。 Wintabとは、上記のようなタブレット独自の機能をサポートできるように作られたライブラリです。 WPFでもInkCanvasが筆圧に対応していますが、情報を取得することはできませ…..
Windowsフォームのインク機能③
2014年01月09日
今回は、InkPicture上に書いた文字を認識する方法をご紹介します。 WPFの記事と同様に、Windowsにインストールされている手書き認識エンジンを利用して文字を認識を行います。します。 1. リストボックスと認識ボタンの設置 フォーム内に手書き認識エンジンを列挙するリストボックスと、文字を認識するボタンを設置します。 2. 手書き認識エンジンの列挙 Recognizersクラスを利用するこ…..
Windowsフォームのインク機能②
2013年12月26日
今回は、InkPictureに描画した内容をISF(Ink Serialized Format)形式・画像ファイルで保存する方法について紹介します。 WPFの記事でも紹介しましたが、ISF (Ink Serialized Format) 形式はマイクロソフトが策定したインク情報を保存するためのデータ形式です。 Windowsフォーム以外のマイクロソフト技術でも利用することができます。 InkPic…..
Windowsフォームのインク機能①
2013年12月19日
今回から、Windowsフォームのインク機能を紹介します。 Windowsフォームでは、InkPictureとInkEditという2つのコントロールを利用します。 InkEdit : 手書きの文字を認識してテキストボックスに表示するコントロール InkPicture : 手書きのインクを表示するコントロール こちらも、以前のWPFと同様に環境の構築から行う必要があります。 1. 「Windows …..
WPFのインク機能③
2013年12月12日
今回は、InkCanvasで書いた文字を認識する方法を紹介します。 文字認識を行う場合、プログラムの実装だけではなく、環境の構築が必要となります。 1. Windows SDKのインストール Windows SDK for Vistaをインストールします。 必要なDLLはWindows 7・8のSDKには入っていませんので、注意してください。 Windows SDK for Vistaはこちらのサ…..
「書いて伝える」Web会議ソリューションセミナー
2013年12月05日
WPFのインク機能②
2013年11月28日
今回は、InkCanvasに描画した内容をISF(Ink Serialized Format)形式・画像ファイルで保存する方法について紹介します。 ISF (Ink Serialized Format) 形式はマイクロソフトが策定したインク情報を保存するためのデータ形式です。 WPF 以外のマイクロソフト技術でも利用することができます。 InkCanvasはISF形式の保存・読み込みを標準でサポー…..
WPFのインク機能①
2013年11月21日
今回からWPFのインクについて紹介します。 WPFのインクは簡単に実装でき、基本的な機能も用意されているのでお勧めです。 まずは開発環境ですが、以下のような環境を利用しました。 OS:Windows 7 Professional 64bit IDE:Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop Visual Studio Expressは無料で利用で…..
Windowsアプリケーションのペン入力
2013年11月14日
次回からWindowsのペン入力について紹介していきます。 Windowsと言っても、以下のように色々なアプリケーションの種類があり、メリット・デメリットが存在します。 1. WPF 追加コンポーネントを入れる必要もなく、簡単にインクの実装ができますが、 文字認識は、個別にライブラリを実装する必要があり、ライブラリを入れる際には一手間かかります。 2. Windowsフォーム Windows SD…..